自己破産はみなさんの人生にとって大きな決断です。一大決心をして自己破産をすると決めたからには、弁護士選びで後悔したくないものです。

自己破産の弁護士を選ぶ際のポイントは次の3つです。

自己破産の経験豊富な弁護士

離婚、相続、M&A-弁護士といっても手がけている分野はさまざまです。自己破産を依頼するからには、自己破産の経験豊富な弁護士を選んだ方がよいでしょう。 自己破産は、過払い金、任意整理などと並んで「債務整理」と呼ばれる分野になります。債務整理を多くあつかっている事務所でも、自己破産については「過払い金や任意整理ほど利益が出ない」という理由で、積極的にあつかっていない事務所もあります。そのような事務所の弁護士は、自己破産の経験がほとんどない可能性がありますのでご注意ください。

自己破産を事務職員に丸投げしない弁護士

法律事務所のなかには、最初の相談の際、ごく短時間だけ弁護士が相談者と話をして、契約した後は、事務職員に丸投げしているところもあるようです。

このような事務所は、大量の債務整理をベルトコンベアー式で処理しているところが多いです。事務職員がきちんと対応してくれず、弁護士に質問したいことがあっても、取り次いでくれないところもあります。

契約後もきちんと対応してくれる弁護士、自己破産について疑問点があれば納得いくまで説明してくれる弁護士を選ぶとよいでしょう。

自己破産の費用がリーズナブルな弁護士

弁護士費用は法律事務所によってさまざまです。自己破産を希望される方は、みなさん借金で苦しんでいます。そのため、できるだけ費用が安い弁護士を選ぶことが大切です。

自己破産の弁護士費用の相場は、同時廃止で20~30万円、管財事件で30~50万円前後です。

弁護士費用については、法律事務所のホームページを比較したり、事務所に直接問い合わせてみるとよいでしょう。分割払いができる事務所もありますので、着手金をすぐに準備できなくてもあきらめないでください。

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