自己破産のメリット

自己破産のメリットは、何といっても借金がなくなることです。借金がなくなることを法律用語で「免責」(めんせき)といいます。税金などの例外はありますが、自己破産を申し立てると債務が免責されるため、借金の悩みから解放されます。

自己破産のデメリット

自己破産のデメリットは次の3つです。

1.一定の職業につくことができなくなる

自己破産をすると、一定の職業につくことができなくなります。制限される主な職業は次のとおりです。

【破産によって制限される職業】 警備員、保険外交員、宅地建物取引主任者、社会保険労務士、公認会計士、行政書士

でもご安心ください。自己破産をしたからといって、一生これらの職業につけないというわけではありません。制限される期間はせいぜい数か月です。

もう少し詳しく言うと、職業が制限される期間は、破産の手続がスタートした日から、「復権」といって免責許可決定が確定した日までの間だけです。同時廃止のケースで3、4カ月、少額管財のケースで4~6カ月前後です。

また、一般の会社員の方は、自己破産をしたからといって、会社勤めを続けられなくなるわけではありません。

ただ、宅地建物取引主任者の資格をもっている不動産会社の営業マンのように、会社員の中には特定の資格を活用して仕事をしている人もいます。その資格が破産によって制限を受ける場合は、何か月かは資格を利用した活動はできなくなります。

2.官報に掲載される

自己破産をすると、官報という国が発行する新聞に掲載されます。掲載されるタイミングは、破産の手続がスタートした後と免責許可決定が出た後の少なくとも2回です。

もっとも、官報は週刊誌などと違って、「読んでいておもしろい」ものではありませんので、

一般の方で定期的にチェックしている人はほとんどいません。直近1か月分の官報については、インターネットでも閲覧できますが、pdfファイルになっているため、名前で検索してもヒットしません。

そのため、まわりの人に自己破産したことを知られる可能性は非常に低いです。

3.ブラックリストにのる

自己破産をすると信用情報機関に登録されます。登録される期間は5年~10年です。この期間は銀行やサラ金業者から借り入れをすることができなくなります。住宅ローンや自動車ローンをくむこともできません。

もっとも、自己破産をする方のなかには、軽い気持ちで借金を重ねて自転車操業になってしまった人が少なくありません。そのような方にとっては、「借りたくても借りられない」環境におかれることは、立ち直る上でむしろ有益ともいえます。

自己破産のメリットとデメリット-まとめ

自己破産には借金がなくなるという大きなメリットがありますが、職業制限、官報への掲載、ブラックリストにのるといったデメリットもあります。

自己破産をするかどうかお悩みの方は、ウェルネス(03-5577-3613)までお気軽にご相談ください。

自己破産は大きなライフイベントです。これらのメリットとデメリットを比較して、自己破産をするかどうかをご検討ください。